「なよ竹のかぐや姫」(かぐや姫誕生)テスト対策〈第1回〉
では、今回の『竹取物語』の冒頭において、テストに出そうな内容にできるだけ絞ってお話します。テスト対策は次のような流れで行うとよいでしょう。このサイトは下記の流れで解説をしています。
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。
古文の問一は「よみ」の問題であることが多いですね。出題されるものは決まっているので、ここで落とさないように、しっかり確認しておくことです。
「どのような話」か、簡単に説明できる状態にしましょう。
ここでのメインになります。古文はどうしても「知識」を問う必要があるので、問われる箇所は決まってきます。それならば、「よく問われる」出題ポイントに絞って学習すれば、大きな失点は防げそうですね。このサイトでは「よく問われる」箇所のみを説明していますので、じっくり読んでみてください。
本文読解の一問一答を解答し、古典文法の問題を解答します。文法の問題は必ず出題されます。それは、直接「動詞の活用」や「助動詞の意味」を問うような問題だけでなく、現代語訳や解釈の問題などでも出題されます。必ず問題を解いて、できるようになっておきましょう。このサイトは文法事項の説明も充実しているので、詳しく知りたいときは、ぜひそれぞれの項目に進んで学習してみてください。
本文の確認
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。「テスト対策」はあえてふりがなをつけていません。不安な場合は、「読解のコツ」の「本文を読む」で確認してみてください。
今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さかきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。翁言ふやう、「わが朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて知りぬ。子になり給ふべき人なめり。」とて、手にうち入れて家へ持ちて来ぬ。妻の嫗にあづけて養はす。うつくしきこと限りなし。いとをさなければ、籠に入れて養ふ。
竹取の翁、竹を取るに、この子を見つけてのちに竹取るに、節をへだててよごとに、黄金ある竹を見つくること重なりぬ。かくて翁、やうやう豊かになりゆく。
(『竹取物語』より)
読みで問われやすい語
青線部の読みができるようになっておきましょう。
- 今は昔、竹取の翁といふものありけり。
- 名をば、さかきの造となむいひける。
- 子になり給ふべき人なめり。
- 妻の嫗にあづけて養はす。
解答はこちら(タップで表示)
「翁」は「おきな」、「造」は「みやつこ」、「給ふ」は「たまう」、「妻の嫗」は「めのおうな」の4つです。特に「給ふ」は「たもう」と読むと強く教えられている人は、そのように解答しましょう。
あらすじの確認
- 昔むかし、竹取の翁(さかきの造)という竹を取ることを生業としていた者がいた
- ある時、竹の中に根本が光る竹を見つけ、そこには小さな(約10cm)女の子がいた
- 翁は自分の子になるべき人だと思って、家に連れて帰り、嫗に育てさせる
- その後、翁は黄金の竹を見つけることが重なり、裕福になる
出題ポイント
以下の3項目が何も見ずに訳すことができるか。確認してください。
- いとうつくしうてゐたり
- 竹の中におはするにて知りぬ
- 子になり給うべき人なめり
練習問題(一問一答&文法問題)〈第1回〉
では、これまでの内容が本当に理解できたか、実際に問題を解きながら確認してみましょう。
「なよ竹のかぐや姫」(かぐや姫誕生)テスト対策〈第2回〉
テスト対策は次のような流れで行うとよいでしょう。このサイトは下記の流れで解説をしています。
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。
古文の問一は「よみ」の問題であることが多いですね。出題されるものは決まっているので、ここで落とさないように、しっかり確認しておくことです。
「どのような話」か、簡単に説明できる状態にしましょう。
ここでのメインになります。古文はどうしても「知識」を問う必要があるので、問われる箇所は決まってきます。それならば、「よく問われる」出題ポイントに絞って学習すれば、大きな失点は防げそうですね。このサイトでは「よく問われる」箇所のみを説明していますので、じっくり読んでみてください。
古典文法の問題は必ず出題されます。それは、直接「動詞の活用」や「助動詞の意味」を問うような問題だけでなく、現代語訳や解釈の問題などでも出題されます。必ず問題を解いて、できるようになっておきましょう。このサイトは文法事項の説明も充実しているので、詳しく知りたいときは、ぜひそれぞれの項目に進んで学習してみてください。
本文の確認
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。
この児、養ふほどに、すくすくと大きになりまさる。三月ばかりになるほどに、よきほどなる人になりぬれば、髪上げなどさうして、髪上げさせ、裳着す。帳の内よりも出ださず、いつき養ふ。この児のかたちけうらなること世になく、屋の内は暗き所なく光みちたり。
翁、心地あしく苦しき時も、この子を見れば、苦しきこともやみぬ。腹立たしきことも慰みけり。翁、竹を取ること久しくなりぬ。いきほひ猛の者になりにけり。この子いと大きになりぬれば、名を、御室戸斎部の秋田をよびて、つけさす。秋田、なよ竹のかぐや姫とつけつ。このほど三日、うちあげ遊ぶ。よろづの遊びをぞしける。男はうけ嫌はず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ。世界の男、あてなるも、賎しきも、「いかでこのかぐや姫を得てしがな、見てしがな」と音に聞き、めでて惑ふ。
(『竹取物語』より)
読みで問われやすい語
青線部の読みができるようになっておきましょう。
- 翁、心地あしく苦しき時も、
- 髪上げさせ、裳着す。
- 御室戸斎部の秋田をよびて、
解答はこちら(タップで表示)
「翁」は「おきな」、「裳」は「も」、「斎部」は「いんべ」ですね。「裳」は書く問題でもよく出てきます。「喪」と間違えないようにしてください。
あらすじの確認
・女の子は三か月で一人前の女性の大きさになり、成人の儀式を執り行う
・黄金の竹を取ることが続いた翁は有力者になる
・女の子の名前を命名師につけさせ、「なよ竹のかぐや姫」とつける
・男(結婚相手になりそうな者)を大勢集めて宴を開く
・男たちは皆、かぐや姫を妻にしたいと心を悩ませる
出題ポイント
以下の2項目が何も見ずに訳すことができるか確認してみてください。
・髪上げさせ、裳着す
・いかでこのかぐや姫を得てしがな、見てしがな
練習問題(一問一答&文法問題)〈第2回〉
では、上記の内容が本当に理解できたか、実際に問題を解きながら確認してみましょう。
おわりに
今回は『竹取物語』冒頭(かぐや姫誕生)について学習しました。一見簡単なように見えて、実は解釈しにくいところがいくつかあることが分かったと思います。解釈しにくいところを丁寧に理解していくことの積み重ねが、古文をすらすら読めるようになる第一歩です。普段の授業でも、じっくり読むことを意識してみてくださいね。
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