「小式部内侍が大江山の歌の事」『古今著聞集』テスト対策〈第1回〉
では、今回の『古今著聞集』「小式部内侍が大江山の歌の事」において、テストに出そうな内容にできるだけ絞ってお話します。テスト対策は次のような流れで行うとよいでしょう。このサイトは下記の流れで解説をしています。
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。
「どのような話」か、簡単に説明できる状態にしましょう。
ここでのメインになります。古文はどうしても「知識」を問う必要があるので、問われる箇所は決まってきます。それならば、「よく問われる」出題ポイントに絞って学習すれば、大きな失点は防げそうですね。このサイトでは「よく問われる」箇所のみを説明していますので、じっくり読んでみてください。
本文読解の一問一答を解答し、古典文法の問題を解答します。文法の問題は必ず出題されます。それは、直接「動詞の活用」や「助動詞の意味」を問うような問題だけでなく、現代語訳や解釈の問題などでも出題されます。必ず問題を解いて、できるようになっておきましょう。このサイトは文法事項の説明も充実しているので、詳しく知りたいときは、ぜひそれぞれの項目に進んで学習してみてください。
本文の確認
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。「テスト対策」はあえてふりがなをつけていません。不安な場合は、「読解のコツ」の「本文を読む」で確認してみてください。
和泉式部、保昌が妻にて丹後に下くだりけるほどに、京に歌合ありけるに、小式部内侍、歌よみにとられてよみけるを、定頼の中納言たはぶれに、小式部内侍に、「丹後へつかはしける人は参りにたりや。」と言ひ入れて、局の前を過ぎられけるを、小式部内侍、御簾よりなからばかり出でて、わづかに直衣の袖をひかへて、
大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天橋立
とよみかけけり。思はずに、あさましくて、「こはいかに。」とばかり言ひて、返しにも及ばず、袖を引き放ちて、逃げられけり。小式部、これより歌よみの世おぼえ出で来にけり。(『古今著聞集』より)
あらすじの確認
- 和泉式部は藤原保昌の妻で、今は丹後に下っている
- その時、都で「歌合(うたあはせ)」が開かれるが、和泉式部の娘の小式部内侍が歌よみに選ばれる
- 定頼中納言が、小式部内侍の局の前を通るときに「母の手紙はまだか」と言う
- 小式部内侍は、定頼中納言の袖を引っ張りながら歌を詠む
- 定頼中納言は歌の内容に驚き、返歌もせずに逃げていく
- このエピソードにより、小式部は歌よみの世界で評判になる
出題ポイント
以下の4項目が何も見ずに訳すことができるか確認してください。
- 丹後へ遣わしける人は参りたりや
- 大江山いくのの道の遠ければまだふみも見ず天橋立
- 思はずに、あさましくて
- おぼえ出で来にけり
練習問題(一問一答&文法問題)〈第1回〉
では、上記の内容が本当に理解できたか、実際に問題を解きながら確認してみましょう。
「和泉式部、保昌が妻にて」(大江山)『十訓抄』テスト対策〈第2回〉
では、今回の『十訓抄』「大江山」の後半部において、テストに出そうな内容にできるだけ絞ってお話します。テスト対策は次のような流れで行うとよいでしょう。このサイトは下記の流れで解説をしています。
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。
「どのような話」か、簡単に説明できる状態にしましょう。
ここでのメインになります。古文はどうしても「知識」を問う必要があるので、問われる箇所は決まってきます。それならば、「よく問われる」出題ポイントに絞って学習すれば、大きな失点は防げそうですね。このサイトでは「よく問われる」箇所のみを説明していますので、じっくり読んでみてください。
本文読解の一問一答を解答し、古典文法の問題を解答します。古典文法の問題は必ず出題されます。それは、直接「動詞の活用」や「助動詞の意味」を問うような問題だけでなく、現代語訳や解釈の問題などでも出題されます。必ず問題を解いて、できるようになっておきましょう。このサイトは文法事項の説明も充実しているので、詳しく知りたいときは、ぜひそれぞれの項目に進んで学習してみてください。
本文の確認
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。
思はずに、あさましくて、「こはいかに。かかるやうやはある。」とばかり言ひて、返歌にも及ばず、袖を引き放ちて、逃げられけり。小式部、これより歌詠みの世におぼえ出で来にけり。
これはうちまかせての理運のことなれども、かの卿の心には、これほどの歌、ただいま詠み出だすべしとは知られざりけるにや。(『十訓抄』より)
あらすじの確認
・定頼中納言は歌の内容に驚き、返歌もせずに逃げていく
・このエピソードにより、小式部は歌よみの世界で評判になる
・作者の感想 定頼中納言は、小式部の実力を知らなかったのであろうか
出題ポイント
以下の3項目が何も見ずに訳すことができるか確認してください。
- 思はずに、あさましくて
- かかるやうやはある
- おぼえ出でにけり
練習問題(一問一答&文法問題)〈第2回〉
では、上記の内容が本当に理解できたか、実際に問題を解きながら確認してみましょう。
おわりに
今回は『古今著聞集』および『十訓抄』に収められている「大江山(小式部内侍が大江山の歌の事)」について学習しました。痛快な和歌のやりとりで古文の授業でも必ず取り扱われる名場面です。ここでぜひ和歌を楽しむ気持ちを持ってもらえたら幸いです。これからも和歌を含む文章をたくさん学んでいきましょう!
読んでいただきありがとうございます!
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